Python

Jupyter Notebook Python開発環境の構築

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Jupyter Notebookはデータ収集や分析などを行いやすいツールです。pandasの生みの親であり、「Pythonによるデータ分析入門」の著者であるWes McKinney氏の開発環境はJupyter Notebookでデータ分析を行っているとのことです。

私も実際に使ってみて、1文書いてはテストをしてデバッグするよう対話的にデータを扱える点や応答性の良さが良いと感じております。もしWebスクレイピングや科学計算や統計分析などを行おうと考えている方はJupyter Notebookを開発環境とするのがおすすめです。
環境
Windows10
Miniconda3インストール済み

Jupyter Notebook設定前に仮想環境を構築する

Anaconda Promptで環境情報を下記コマンドで確認する

conda info -e

下記の結果が表示されます。
もし過去に仮想環境を構築した場合は、base以外に表示されます。

# conda environments:
#
base              * C:

Miniconda3相当のライブラリをインストールした仮想環境を構築します。
「****」には、仮想環境に設定したい名前を入れてください。
私はPythonのバージョンを3.6にする場合はpy36で構築しています。何か専用に扱いたい場合にライブラリ名などをつけるときもあります。

conda create -n **** conda

もしPythonのバージョンを指定したい場合は、
「conda create -n python=3.〇 conda」で〇にそのバージョンの番号を入れてください。入れなければ最新のバージョンがインストールされます。

仮想環境をアクティベートします。
「****」先ほど指定した仮想環境の名前です。

conda activate ****

上記コマンドを実行すると、(base) から(****)へAnaconda Promptの表示が変わります。

以上で仮想環境の構築が完了しました。次にJupyter Notebookをインストールして、使いやすいように設定していきます。

Jupyter Notebookを仮想環境にインストール

Jupyter Notebookを下記コマンドにて仮想環境にインストールします。y or nと聞かれるため、yとタイプしてEnterして下さい。

conda install jupyter

インストールが完了したら、仮想環境ごとに切り替えが簡単にできるように設定します。

Jupyter Notebookで仮想環境を簡単に切り替える設定

Jupyter Notebookで仮想環境を切り替えるには、Kernelに仮想環境を設定する必要があります。
Anaconda Promptで現在の利用可能なkernelを確認しましょう。
下記コマンドを入力して下さい。

jupyter kernelspec list #利用可能なカーネルを表示

何も設定してなければ、python3が表示されると思います。
下記コマンドで仮想環境が分かる名前を「****」に入れて設定できます。

ipython kernel install --user --name=**** --display-name=****

今後、仮想環境を複数持つ場合に同様の設定をすることで、下記のように簡単に切り換えることができます。

Jupyter Notebookを開いた時のHOMEディレクトリの設定

Jupyter Notebookを開いたら、専用のフォルダへ直接アクセスするようにHOMEディレクトリの設定を行いました。
下記コマンドでコンフィグファイルを作成できます。

jupyter notebook --generate-config

環境変数でPythonやAnacondaやMinicondaなどとPathを通しているところに.jupyterフォルダがあると思いますが、その中にコンフィグファイルが生成されます。
見つからなければ、「jupyter_notebook_config.py」で検索してみて下さい。

ファイルが見つかったらメモ帳などで開き「directory」で検索します。
下記の「''」のシングルクォーテーションの間にHOMEディレクトリに設定したい絶対パスを書き込んで保存します。
The directory to use for notebooks and kernels.
#c.NotebookApp.notebook_dir = ''

最後にJupyter Notebookのショートカットのリンク先の「"%USERPROFILE%/"」をDELETEして保存して下さい。
下図の「~.py」の状態です。これが残っているとコンフィグファイルを変更しても変更先にアクセスできませんでしたので。

以上で設定は終了です。

レクタングル(大)

レクタングル(大)

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